追悼
(故)吉田克朗版画展
「触」-テーブルの上で-

YOSHIDA Katsuro

2002年9月2日(月)〜9月7日(土)
11:00a.m.〜7:00p.m 土曜日5.00p.m.まで 



会場風景


画廊より

1999年 9月 5日、もの派の主要メンバーの1人、吉田克朗氏が逝った。 吉田氏は “もの派” の中でもいち早く平面に戻った作家であるが、 そもそものデビューは版画の作品「ロンドンシリーズ」によってである。 このことが示す様に吉田氏と版の仕事は密接な関りがあり、工房プリ ントハウスOMでの’95制作の「触」−テーブルの上でー(16枚組)を 展観、氏の版の仕事を再検証する。



1943年 埼玉県に生まれる     
1968 多摩美術大学絵画科卒業
1973/74 文化庁海外芸術研究生として渡英。
一年間滞在
1999 9月5日死去(享年55歳)
   
個展  
1979 東京画廊(東京)
1986 彩林画廊(横浜)
1987 東京画廊
1988 彩林画廊
かわさきIBM市民文化ギャラリー(川崎)
1989 東京画廊
1995 センターポイント(東京)
2000 追悼展:センターポイント
   
グループ展  
1969 現代美術の動向展:京都国立近代美術館
1970 東京画廊ヒューマン・ドキュメンツ’70:東京画廊
  現代美術の動向展:京都国立近代美術館
  1970年8月・現代美術の一断面:東京国立近代美術館
  今日の作家’70展:横浜市民ギャラリー
  第1回ソウル国際版画ビエンナーレ(韓国)-大賞受賞
  第7回東京国際版画ビエンナーレ展:東京国立近代美術館
1972 ヴェスビオ大作戦
:南画廊(東京)/イルセントロ画廊(ナポリ)
1975 日本の版画:栃木県立美術館(宇都宮)
1977 現代日本の美術展:栃木県立美術館
1978 ワーク・オン・ペーパー展:東京画廊
1981 10人の画家たち展:神奈川県立近代美術館(鎌倉)
1984 版画の今日:埼玉県立近代美術館
第3回東京画廊ヒューマン・ドキュメンツ’84’85
:東京画廊(東京)
1985 アートナウ’85:彩林画廊
1986 「相」展:彩林画廊
  前衛芸術の日本展:ポンピドーセンター(パリ)
1987 もの派とポストもの派の展開:西武美術館
(東京)
  「共相」展:彩林画廊
1988 「AKA&SHIRO+1」展:彩林画廊
  「もの派」:ローマ大学付属現代美術館(イタリア)
1989 現代版画の横浜展:彩林画廊
1990 現代“屏風”絵展、彩林画廊
  第26回今日の作家展:横浜市民ギャラリー(横浜)
1992 今日の作家たちW-山本正道・吉田克朗展:神奈川県立近代美術館
1993〜
  98
テーマ展:センターポイント
1994 小森幹雄七回忌追悼展:センターポイント
  戦後日本の前衛美術:横浜美術館
   
パブリックコレクション
神奈川県立近代美術館、東京国立近代美術館
栃木県立美術館、兵庫県立近代美術館
目黒区立美術館、ブリティッシュミュージアム
フェリックス・ヘレンジューダコレクション、ロサンゼルス州立美術館
ニューヨーク近代美術館、パリ市民美術館
サンフランシスコ美術館、シンシナティ美術館、原美術館
高松市立美術館、横浜市民ギャラリー
国立国際美術館

 



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