高安 醇 展

TAKAYASU Jun

2002年10月14日(月)〜10月19日(土)
11:00a.m.〜7:00p.m 土曜日5.00p.m.まで 





会場風景



作家の言葉・内容

僕は、いつも制作に当たる時、以下の事を念じている。

「フォルムよりまずカラーがあり、カラーでのフォルムなのだ。」

このカラーでのフォルムですが、今回の作品は、
  ・色彩の底から光が発するような画面
  ・静謐な内面に漂う色からなる形
  ・絵の具の重なり具合によって、深く複雑な
   振動している空間
が、出せたと思う。

最近、こういう批評を聞いた。
「後の線の交錯、交差で、これからきれいな音楽を聞きます。又、眼と耳が喜んでいる色彩である。」
と、……
僕は、生来、音のある生活を知らないので、音楽など理解しようも無いのに、不思議な事によく音楽が聞こえると評される。
その音楽だが、希望をもたらすようなのが出来ると、人間は、幸せになるのではとも思う。

・平面作品
・キャンバスに水性、油性絵具
・F150〜SM

作品点数 F150:2点 F130:2点 F100:2点
       M60:3点 P50:2点  その他




1944年 京都市生まれ
1964〜’68 京都市立聾学校高等部美術コース助手をつとめ、京都市立美術大学(現京都市立芸術大学)西洋画科で委託生として学ぶ
1971 京都精華短期大学(現京都精華大学)美術科絵画コース専攻科修了
   
1970 京展《京都美術懇話会賞》
  京都洋画新人展《京都府買上げ》
1971 全関西行動美術展《京都洋画材連盟賞》
  京展《市長賞》
1972 全関西行動美術展《奨励賞》
1973 京展《市長賞》
  全関西行動美術展《大地堂賞、翌年度無鑑査》
  行動美術展《奨励賞、会友推挙》
1977 京展《須田賞》
1984 行動美術展《F(古家 新)記念賞》
1985 京都フェスティバル展(京都府ギャラリー)《京都画廊連盟会賞》
  第3回京都美術工芸選抜展出品《京都府買上げ》
1989 第11回エンバ美術コンクール《新人賞》
  ’89 ABC d PI 展《賞候補》(ABCギャラリー)
1990 行動美術展《京都府知事賞》
1992 行動美術展《行動美術賞、会員推挙》
   
個展  
1974 ギャラリー射手座(京都)
1975 ギャラリー射手座
1976 今橋画廊(大阪)、ギャラリー射手座
1980 紀伊國屋画廊(東京:新宿)
1981 ギャルリー サロン・ドゥ・ボナ(東京:銀座)
1982 朝日画廊(京都)
1984 ギャラリー16(京都)
  村松画廊(東京:銀座)
1985 蔵丘洞画廊(京都)
1986 カサハラ画廊(大阪)
1991 不二画廊(大阪)
1996 〈小品展〉ギャラリー ヒルゲート(京都)
1997 ギャラリー スプレンド―レ(滋賀:大津)
2002 GALLERY 北野坂(神戸)
  ギャラリーセンターポイント(東京:銀座)
 
作品所蔵
オスカー美術館 京都府京都文化博物館 伊藤忠(株)
ヴォルグ・フィッシャー・パイピング・システム社(スイス)
京都府 名古屋福祉大学 京都府立鴨沂高等学校
玉井医院  など

 



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