2002年8月19日(月)〜8月24日(土)
11:00a.m.〜7:00p.m 土曜日5.00p.m.まで
作家の言葉 筆や墨は存在したであろうか。亀甲や獣骨にノミで刻み込まれた甲骨文字に、 朽ち果て土の中で眠りについた木簡の淡くやるせない墨色に、うす暗い雫滴る 洞窟の壁に太古の人達が思いを封じ込めて描いた文字とも似つかぬ絵画に、 原始の文字と絵画の、その境界と融合の世界に、初源風景に魅了されて久しい。 うつくしい。 時間の長さと重さに怠惰な自分が個展までにできあがるのだろうかと、いささか 訝しかったが、正直言って今、ほっとしている。個々の作品が多くに人に耐える ことを願うばかりである。これからも身の丈とにらめっこをしながら時間の長さと 闘いつつ走りぬけていきたい、と思う。 100×600 1点 90×360 1点 その他 作品点数 5点 |
1949年 | 群馬県月夜野生まれ |
早稲田大学国語国文学専攻科修了 | |
中国・北京・清華大学留学 |
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個展多数 |