新恵美佐子

SHIN'E Misako



 1997年以降、インドと日本を往復しながら、制作活動と発表を行っています。
 「花」というテーマをもって表現したのは、“一時として同じ形を留めることのない、 何度でも再生する生命”であり、“万物の存在理由であって、私を含めて個々のも のが存在する意味そのものをあらわす「間」すなわち、万物が単独ではあり得ない 為、二者を表現する=関係をあらわす「間」”であります。
 作品に最終的解答は不用だと思いますが、こういった意識的テーマを外部化する 以上、その時々で多くの決断をせざるを得なくなってきます。私にとって表現すると いう行為は、これら解答(決断)との戦いでもあります。
 “限りなく完成に近い不完全を求めて、如何に無駄のない研ぎ澄まされた作品を つくることができるか”ということが、今の理想であり目標であります。そして“大作と 向き合う(絵に覆われる)ことで、見る側と絵とのあいだに発生する生命的関係を更 に追究していきたいと考えています。

新恵美佐子

1963 大阪生まれ
1987 多摩美術大学美術学部絵画科卒業
1989 多摩美術大学大学院美術研究科修了
   
画歴
1987 日本画4人展
卒業生選抜展
(ブロードウェイギャラリー・東京)
第19回日展
1988 日本画グループ展
1993 個展(史水画廊・東京)
1994 個展(ウィリアムモリス・東京)
1995 個展(JBCギャラリー・東京)
第31回神奈川県美術展
1996 個展(ぎやらりいセンターポイント・東京)
第14回福井サムホール美術展 −FBC賞受賞ー
1997 第2回西脇市サムホール大賞展
京橋界隈‘97参加企画展
(ぎやらりいセンターポイント・東京)
第18回International Impact Art Festival
(京都国際美術センター)
奥野健男と多摩美の作家たち展
(東京電通ギャラリー・東京)
1998 個展(La Divine' Art Gallery インド)
1999 第2回三青会グループ展(横浜三越)
個展(Image India Art Gallery インド)
第1回トリエンナーレ豊橋(豊橋市美術博物館)
個展(番画廊・大阪)
2000 フィリップモリス アート アワード2000
(恵比寿ガーデンプレイス)
第3回三青会グループ展(横浜三越)
第36回神奈川県美術展
<+ et - >プリュ・ゼ・モアン展
(ぎやらりいセンターポイント・東京)
個展(林田画廊・東京)
2001 三つのテーマによる小品展
(ぎやらりいセンターポイント・東京)
第37回神奈川県美術展



個展のお知らせ

  新恵美佐子展
会場:ぎやらりいセンターポイント
日時:2001年11月12日(月)〜11月17日(土)
   11:00a.m.〜6:30p.m 最終日5.00p.m.まで



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250.0×1700.0cm
顔料・墨・アクリル・綿布
1999

Image India Art Gallery(インド)



250.0×1700.0cm
顔料・墨・アクリル・綿布
1999

Image India Art Gallery(インド)



250.0×1700.0cm
顔料・墨・アクリル・綿布
1999

Image India Art Gallery(インド)



194.0×130.3cm

顔料・墨・アクリル・綿布
1999



227.3×181.8cm

顔料・墨・アクリル・綿布
2000


 


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